船に乗ってたときのこと

大学が商船系の大学だったので船舶実習があった。

毎年大体1ヶ月間船に乗ります。

日本国内をまずは回ります。

全国の生涯行くことがないであろう場所にも行くことができました。

長崎の上五島に行ったがもう2度と行くことはないだろうな。

上五島の話になるが名物はきしめんみたいなやつでした。

暇だったのでとにかく島中を歩き回ってみた。

昔はキリスト教の人が多くいたらしく教会があった。

あとは静かでした。

久しぶりに検索してみたら以前あったホームセンターが無くなってた。

まそんな感じで全国をまったり行ったり来たりしてました。

船の中には教官がいて色々教えてくれたり怒ったりして教育してくれました。

ご飯は三食出るし寝るところや光熱費もタダなのでとても経済的で良かったです。

試験があったりしてほとんど勉強しないので怒られたりしたが卒業できました。

船は酔うのでどうすれば酔わないか研究した。

結論は何も飲まず食わずだった。

とにかく酔うと食べ物や油の匂いを嗅ぐだけで気持ち悪くなるので口呼吸をしてました。

あと掃除や体操が毎日2回ありとても健康的になります。

たまに操練という救命ボートとかを下ろす訓練があります。

訓練が終わるとアイスが食べられるのでとても嬉しかったのを覚えています。

金曜日はカレーでした。

船の上ではけっこう食べることが楽しみになり寝ることも楽しみになります。

寝る部屋は2段ベッドで5.6人が一緒に住む感じです。

10時くらいに電気が消えます。

船が動いてる時は4時間毎に交代で船を整備したりします。

私は機関士なのでエンジンルームというとてもあたたかなところで作業します。

暇な時間もあるのでボーとしたりどうでも良い話をしたりボイラーのとこから外に少しでたりしてました。

たまたま良い人が周りに多くて話しが楽しかったです。

自分から話すのが苦手な方ですが運が良かったです。

今となっては1人の友人だけしかあったりしませんが当時はたくさんの良い友達がいました。

船乗りになった人もいれば普通の企業に就職した人もいます。

船にしばらく乗って試験を受けると免許がもらえます。

試験は面接のみです。

ちゃんと受け答えしていたら合格します。

無事に合格して船会社に就職できました。